3時。 俗に言う、おやつの時間ってやつですね。 私はきずいたらテーブルに伏せた状態で寝ていた。 あれ? 起き上がると、大きなブレザーが落ちた。 誰のかは、名前を見なくてもわかる。 今ここにいない人物。 「あれ?美穂起きた?」 キッチンから出てきたのはさっき買ったクッキーと、ジュースを持った愁で・・・。 私は、自分が手にしていたブレザーを愁に渡した。 「あ、ありがとう」 目をみて言えなかったけど。 「どういたしまして!」 愁はこの言葉を笑顔で言ったことぐらい私にはわかった。