ぶつぶつ呟いていると 『ちょっと!ケーキまだなのぉ?!』 って、お母さんの声がした。 あぁ~、キレてるよ…。 『早くしてちょうだい!』 あぁ~。どうして私が怒られないといけないんだ…。 部屋着だけど、ケーキ屋さんすぐ近くだし、近くにあったシュシュで適当にお団子に結ぶと、お兄ちゃんに押しつけられた1000札片手に家を後にした。