もちろんこういう考えを
してしまうきっかけは
あった。
始まりは小学校二年生。
小学校でも普通に友達は
いて毎日楽しく過ごして
いた。だけどある日から
靴を隠される様になった。
最初はあれ?と思った。
無い事に気付くと
何人かの友達や先生も
一緒に探してくれた。
結局靴は運動場の
遠い所で見つかった。
あんまり気にはしなかった
単なる嫌がらせだと
思ったし一緒に探して
くれる子達がいたから。
だけど親には言えなかった。
あたしの親はとにかく
絶対権力の持ち主で
厳しく育てられた。
正直親の事があまり
好きじゃ無かった。