「まぁ、予想はついてると思うが、もう少 しで、文化祭の時期…」
キャャャー!!!一気に教室のテンションが上がる。ってか、あなたたち。まだ、先生、話してる途中ですよ…?
「…うるさいな、お前ら。ということで、
 えーっと、北山。司会は任せた。」
…どこまで、あなたはダルいんですか。
「うーす。」
北山くんは面倒くさそうだったけど、一応やるみたい…。素直じゃん。
…なんか、眠くなってきた。
「…山さん、杉山さん、起きてください」
口調は敬語ながらも北山くんは確実に怒っている。…ヤバいっ殺される!と、思っていると、女子たちが、
「あっ!汐音いいんじゃない?」
「確かに。汐音なら似合いそう!」
「ってことで、汐音に決まりっ!!」
はへっ!?何のことでしょうか…?
似合うって何が…?
私の頭にハテナがいっぱい浮かんでいると理子がニヤついた顔で