私の王子様は意地悪王子!?

「ふん!熱があるんだ!」



でも、私はそこで、下がるわけない!



「ふ~ん。何度?」



う~ん・・・。



「そりゃあ測らないとわかんないでしょ」




「んじゃあ、なんで熱だってわかるんだよ」



そうですね~。



「熱いから」




「ふ~ん。なら測れば?」



すると、明は体温計をホイッと渡した。



げっ。あ!そうだった!



私、背中に貼るカイロつけてたんだった!



ふふふっ。



「んじゃあ測るね!」



ニヤッ。


そっと、背中にあるカイロを。



ビリビリ・・・。


く、やばい。