「だから、バチが当たったのよ。人生で最悪のプレゼントだったわ」



泣くな。葵。



私がいるから。大丈夫!



「でも、今裕也がいるでしょ」




「うん。私裕也を好きになれるように頑張るよ」



頑張れ。でも、



「無理して、忘れようとしないでね」



そういうと、葵は。



「わかってるよ~」



といつもの笑顔でかえしてきた。




「でも、私知ってたよ」



前からずっと。



あの日からずっと。




「なにを?」



ん?それはね・・・



「葵が合気道習っていること」




「え?」



なにそのマヌケな顔(笑