私の王子様は意地悪王子!?

んで、おすな!!!



なんで、行かなきゃあかんのじゃあ!



「うさぎの世話終わっただろ?」



「あぁ、まあ」



「それじゃあ行け!」



はぁ?めんどくさい!


いまさら言うことないし!



「謝れ!」


なぜええええええええええ!?



私悪いことしてない!



「じゃあ、仲直りして帰ってこいよ!」




なんて、可愛い笑顔で言うんじゃね―


そして、私の体が動いた。





この後も悪夢が続くことを知らずに。



そして、ちょっと前から隠していた。



葵の秘密が、あんなかたちでバレるとは知らずに・・・。