私の王子様は意地悪王子!?

「お前明日誕生日だろ?」



そうだよ!なんかくれるのか!



うれしいなぁ~



「いや、なにもあげないぜ?」



「ふざけんな!!ちょうだいよ!ね?」




「嫌だ―――――」



このやろう・・・。




「もういい!バカ!」



「冗談だって!そのかわり、明日5時に学校来いよ!それに、一緒にお世話しようぜ」



「うさぎをな」だって!わーい!




「明、ありがとう!」


もうはしゃぎまくり!!



「お前って本当に子供だな」



ふん!悪かったね!




そして、私達は笑い合っていた。



でも、それは2人だけじゃなかった。




そう、この会話を誰かが聞いていたことも



私達は知らずに。