君の笑顔が好きです




私は1人でお弁当を食べた。

カナを揺すっても「んー」しか言わず、起きようともしない。

もう知らん。


窓の外で笑ってる斎藤先輩を見た。
笑ってる斎藤先輩めっちゃかっこいい。


笑顔が好き。


すると、私がガン見し過ぎてたのか斎藤先輩と目が合ってしまった。

し、しまった!
見過ぎた。

私はビックリし過ぎて目も反らせなかった。
うわわわ。
頭の中パニック状態。


向こうも向こうで目反らせないし。


私は何をすればいいか分からなかったんで頭を下げた。

げええええええ!!
何をしてんだよ自分。


すると、意外に
ちょっとだけ笑いながら頭を下げてくれた。


おお!
ノリいいなぁ。


…じゃなくて。


私は目を見開き、お弁当に目を移した。



カナが起きるまで私はニヤニヤ、自分でも分かるくらいしていた。
このことだけは私だけ知っていることにしておこう。