「……そうだよね。進まなきゃね!」
「うん」
「じゃあ、頑張ってくる!」
私は窓の外を見て、もう斎藤先輩がいないことを確認した。
教室に帰ったのかも。
「頑張って!!」
私は自分でもあり得ないくらいすぐに行動出来た。
カナの言葉が物凄く心の底に響いた。
『何かやらなきゃ。進まないんじゃないの?』
そうだ。
ぐすぐすしてても意味なんてない。
私は意を決して3年生の教室へと向かった。
てか、何組だっけ?
うわ、私の情報不足。
私としたことが。
しょうもないことはリサーチ済みなのに重要なことが抜けていた。
仕方ない。
一個ずつ見ていこう。
私は3-1の教室から見た。
