君の笑顔が好きです



*柊side*


いつも通り、中庭で飯を食っていた。

俺はチラッと2階の教室を見る。

すると、誰かと目が合った。
…昨日の女だ。

女は俺と目が合って驚いたのか目を開いて固まる。
その光景に俺は面白くてこっちも目を逸らさなかった。


突然、向こうが頭を下げてきた。

俺もその行動に我慢出来ず笑ってしまい、頭を下げた。


すると、またさっきの見開いた目を更に大きくさせ目を逸らした。



面白い奴。


「おいおい!柊何笑ってんだよ?」

ナオがニヤニヤしながら聞いてくる。

「別に笑ってねぇし」

「いやいや。笑ってただろう!?あ、まさかお前あっち方面考えてたのか?あらあら汚れてきてるわねー柊くんったら。ダメよ、そんなのに巻き込まれたら」

「はいはい」


俺は適当に返事をし、パンを食った。




…黒い傘、いつ返すつもりなんだ?


てか覚えてんのかな?


行動だけで判断すんのは失礼なことだけど

結構バカそうな女だから(笑)