ゾンビのヒットマン

「本当ですよ」


この女……なぜこのタイミングで可愛い声に戻したのだろうか。

聞きたくない!

この声でもじゃブタは恋人ですなんて聞きたくない!

嫌だ!

うわぁぁああぁあああぁ!


「恋人じゃなきゃ、単なる社長秘書が、副社長になれるわけないじゃないですか。疑問に思わなかったんですか?」


「そこには疑問と欲望しかなかったが」


だが、これはもしや、希望が出てきたのではないだろうか。


「つまり、この会社を自分のモノにするために、“仕方なく”恋人になったというコトだろうか?」


「ちがいますよ。もじゃブタ社長のことを愛してます」


うわぁぁあああぁぁあ!

うそだぁぁぁああああぁぁ!

じゃあなんで一瞬希望を持たせたんだよおおぉぉぉおおぉん!


「だが、体の関係はないのではなかったのだろうか?」


「だって、恥ずかしいじゃないですか」


ギャァァアアア!

ヤメテクレェェエ!

顔を赤らめないでくれ!

その顔は私以外に見せないでくれ!

あ、今見ているのは私だけか。

だがいや、その、そういうコトではなくグワアアァァァアアァアアァ!