ゾンビのヒットマン

なるほど、これで全ての疑問は解消した。

つまりはもじゃブタが気持ち悪くて生理的に受け付けない。

そういうコトだろう。


「なるほど。さすがはブタっぱげ社長だ」


「誰がブタっぱげだ! ぞんび君。君、初対面の人に向かってとんでもないあだ名を繰り出すねえ。おじさん、すっかり驚愕しちゃったよ」


「ですよね、へなちょこ様! さすがですよね、もじゃブ…………あ…………さすがですよね、もじゃブタ社長って!」


「言い直した意味! 完全に同じだよね! もじゃブタから変化なしだよね! 完全なる予定調和だよね!」


さて、このままもじゃブタおじさんいじりを楽しむのも悪くはないが、これくらいにしておこう。

私がこの場所にきた理由は、もじゃっぱげ社長との会話を楽しむためではない。

そんなことをするくらいなら、部屋でグレーマスクと続きをしていたほうがマシだ。

いや、正確にいえば、それがいい。

続きをさせてくださいお願いします。