先輩は急に止まると 「ほら乗れよ」 ヘルメットを投げてきた 「あっはい!」 受けとることに精一杯だった 「あ、名前は?」 不意に目があった ドキッ えっ今のドキッてなに? 「あ、桜田華恋です」 まさかね… もう一回先輩を見ると えっ… じーっと見られていた