いつかきっと…




「お前ってさ、俺のこと好きなの?」




え、なんでいきなり。やっぱり酔っ払って変なこと言ったのかな。


『え、どうして?』




「酔ってる時も私のこと好き?ってすっげぇ聞いてきたし、寝てるとき寝言で零、、、って言ってたし、、」



え、私そんなこといったの?
どうしよ。でもいまさらウソつけないし




『す、きだけど?』




、、、


、、、




え!なにこの沈黙




、、、




「そっか。ごめん」




、、、




ごめんって、ごめんってことは
ダメってことだよね?


私、、、振られた?





ショックで目に涙がたまってきた
だめだめ、泣く女キライって言ってたもん
これ以上嫌いになられたらどうすんの



『だ、よね!うんうん、ごめんごめん』



『あ、わたしかえるよ!
えっと、、ほんとありがと』




「送るよ」




『いや、大丈夫!じゃあね!』



必死だったとにかく逃げ出したかった
全速力で走った



立ち止まったら涙が止まらなさそうで
今は走るしかなかった