いつかきっと…




なんか思ってたより零ってよく笑うんだなぁ。学校でもよく笑ってるしね。


「感動の再会?ってことで飲もーぜ!」




---2時間





『ねぇ!きいてるぅ?わ、た、しのことすき〜?もう超かっこいいんだもんっ』




「あーはいはい。もーいい加減にしとけって!」




人生で始めてベロベロに酔っ払ってしまった。というのも、零はお酒がすごく強い!負けじと同じペースで飲んでたらこの状態。




『おトイレいってくるぅ〜♫』




バタンッッ




「おい、起きろよ」

「しっかりしろ」




『だめ、たてない〜だっこして〜』
上目遣い

普段なら絶対こんなことしない
意識はあるものの口と体がかってに動く




ふわっと体が宙に浮いてあっというまにあったかい彼の腕の中



ああ、眠いなぁ〜ねーちゃおう!









「おい、起きろ
お前何時まで寝てんだ?」




---土曜正午12時





ん〜うるさいなあ〜ねむいよ〜





あああー!!!



バッ!!
飛び起きた



『えーっと、、、ここは、、、』

自分の居場所が理解できなくてきょろきゃろ見渡す



「俺んち。お前最悪」




え、うっそ!!!お泊りしたの??
ってそこじゃなあーーーい!
最悪って?え?何かあったの?

えっと、、昨日は零と飲んでトイレに、、、行ったっけ??


あっれーー!!覚えてないーー!!




「フッ
ばかじゃね?」



『あの、、、私は、、、』



「酔っ払って寝た
お前5秒もかかってないぞ?フッ」




うっそー!
なんたる失態、、、

よりによって好きな彼にこんな無様な姿を見せてしまうだなんて、、、



もうこの先がないよ、、、