「……ねぇ…千隼…、何でさっき…キス…したの…?」


どうせなら、今全部聞いちゃいたい。



「あたしに…同情?あたしが…千隼を好……」
「同情なんかじゃねぇよ。





好きじゃないやつと…キスなんか出来るかよ」



「え…」


「いーから寝てろ!今日は一日中いるから、なんかあったら声かけろよ」




それだけ言って、千隼は部屋から出ていった。