陽が昇り、朝になって。 いつもどおり、学校に向かう。 隣の席には、アイツはまだ来ていなかった。 「梨乃ー、宿題やった? 梨乃のことだから、まだでしょ?見せたげる」 あたしに真っ先に声をかけたのは… みんなに愛想を振りまいてる、竹下れみ。