……曇天の朝。

あたしは一睡も出来ず、蒸しタオルでなんとか治したクマを気にしながら登校。



ツイてないとはっきり自覚したのは、教室に入ってすぐのこと。




いつも何も置いてないあたしの隣の席に、スクバが…


ま、まさか…!





い、いたーーー!!



都筑千景!じゃなかった、都筑千隼!