星の彼方


「えっと… ここはどこ??」


音楽室や家庭科室などを気ままにふらふらと

探検していた私は予想通り、迷子に。




目の前には、

誰もいない空き教室が続いている。


あいにく、携帯は机の横にかけたバッグの中で、

今あるのは、お守りにと何故か

持ってきたぬいぐるみのついたキーホルダーだけ。




とりあえず私は目の前の廊下を

歩いていくことにした。