星の彼方

…やばっ!!!


そう思った時にはもう遅い


彼は私の表情から何か読み取ったのか、

いきなりふっと笑って口を開いた。


「おい。柊太。ここじゃじゃまだろ。

それにもうすぐ入学式はじまるから

先に体育館いこーぜ。」


…私達が通れなくて困ってたから

気を聞かせてくれたのかな。





そう思うと、なんだか心があったまった。