体育館へと続く廊下の途中、それも ど真ん中にちょっとした人だかりが。 その中心にいる人物は、朝校門の前に いた彼。とその友達らしき人。 体育館に行きたいのに、通れないもんだから、 どけてよと心の中で言いながら彼等を 睨みつけた。 と、その時。 ずっと友達としゃべっていた彼が、 こっちに視線を向けたとき。 バチッと目があった。