さよなら、いつか。②―幕末新選組伝―






「じゃあ、全員参加ってことで。場所はどうしようか?」






「それなら裏山がいいよ。あそこは出るって噂があるし。」





「ええ!?」





私が声をあげると、みんなの冷たい視線が一気に集中した。




そ、そんなぁ。





「じゃあ、各自が風呂を出たらここに集合するさね。」





私を除く全員が頷いて、この場は一旦解散となった。





肝試し…一体どうなるの!?