「沖田君の気持ちもわかるが、新選組のことを考えるのなら隔離しておくのが一番だ。」





「そんな…」




あまりにも残酷すぎる。




沖田さんは今まで新選組の為に死力を尽くしてきたのに。





「…わかりました。」





「沖田さんっ!?」





わかりました、なんて。




沖田さんを止めようと思った。




――――けれど。





「…ッ…」





どこまでも揺るがない強い瞳。





そんな顔されたら、何も言えなくなってしまう。





「大丈夫だから。」




にっこり、微笑む。





駄目。




泣いてはいけない。