「それじゃ、これだけだから。」 私の横に胡座をかいて座っていた二人はよいしょ、と立ち上がった。 「・・・。」 斎藤さんも無言で立ち上がる。 じゃあな、と私に手を振って、三人は屯所の中へ戻っていった。 ・・・あれ? 斎藤さん、シロを連れて行ったような…。 「ぎゃあああ!斎藤、こっちくんじゃねえ!!」 や、やっぱり。 斎藤さんって無邪気なところあるんだ、と思うと思わず笑ってしまった。