その次の日の夜。


あたしはもう
ゆうくんとは
だめだと思って
メールを開いた。


でも
メールなんて
くるわけないと思ってたあたしに
ゆうくんは
メールをくれてた。


「嫌いになった?」

泣き泣き送ったメールに
ゆうくんは

「10時間メール送らなかったら
嫌いになってくれると思ったから?」

なんて
よくわからないメールがきた。


「え?」

「10時間メール送らんかったやんあやか。
それって
俺に嫌われるため?」

「違うよ!!
もう嫌われたと思って
メール開くの怖かった」


「そんな簡単に
嫌いになるわけないやん」