高校も卒業し 彼は施設を出ていった

彼は彼女の墓に黙祷を捧げた

そう あれは 満月の夜

彼は彼女に告白した
「君は意地悪だけど………」
「知ってたよ」夜の中で彼女の光り輝く笑み