「みんな、うれしそうに自分の幸せ話をぶっちゃけてくれちゃってさぁ… こっちの気分なんていっつもお構いなし。 私だって幸せな話の一つや二つ、披露したいっつーの!! …私、お飾りじゃないもん… おまけじゃないんだからぁ!!!!!!」 私は、屋上から広がる大きな青い空に向かって、腹の奥底に溜まっていたモノを全部吐き出した。