BLUE CHERRY




「んーっ!!んっ!!」

口にタオルを巻かれ手足を抑えられた。

「静かにしてね…ハァハァ」

「んんんーっ!!」

「いいことするだけだからね、ハァハァ」

制服を脱がされ、はだけた状態にされた。

「じゃぁ始めるゾー!ハァハァ」

「んんっんんーっ!!」

やだやだ…私まだしたことないのに…

こんなやつらに奪われるの?

ヤダよっ!!けど…力が強くて逃げられない…

もうムリかな…

もうしょうがないかな…



パリンッ!!

「!?」

「おい…おまえらっ…玲奈になにしてんだよっっ!!」

そこには止まっていた車の窓を割って

腕が血だらけになっている涼風がいた。

こんなに怒ってる涼風、見たことない…。

「ひぃっ!!」

外から中のオタクの胸ぐらを掴んで

睨みつける。

「はやく玲奈をはなせっ!!」

「なっ、何してるんだ!!車出せよっ!!」

「そんなことっ…させるか!!」