今日は文化祭。

バニーちゃんだけどがんばらなきゃ!

「開演20分前だぞ!

衣装に着替えろよ!」

「いよいよだね!」

「…だね。」

「玲菜、元気ねーな、がんばれよ!」

涼風が励ましてくれた。

「うん!涼風と赤松ってなにするの?」

「まだ聞いてないよね?」

「ほんまや〜!」

「おれは執事。」

「おぉ〜!涼風に似合うじゃ〜ん!」

「赤松は?」

「おれはサムライ!」

「まげ?W」

「そんなことするか!!!」


「みてみてー!魔女!」

「似合う〜!うちは?」

「…似合う!てか青い髪キモいっ!」

「そんなことないもんっ!玲菜は〜?」

「まだ着替え室。」

「玲菜〜?まだ〜?」

「うぅー…。」

バサー

奈緒がカーテンを開けた。

『きゃぁー!』

「!?」

「似合う似合う!!!」

「かわい〜よ!!」

「スタイルいーからよけーに!!!」

「…はずかしぃ!」

「大丈夫だって!」

「女子共よっ!着替え終わったかい?」

「おぉ!赤松似合う!」

「えぇ〜!?まげがないっ」

「当たり前だろーがW」

袴を着てた。

「かっこいい?」

刀を構えて聞いてきた。

「はいはい。かっこいいー」

「うん。かっこいいーねー」

「かっこいい〜!」

あずは本心っぽい。

「おっ涼風じゃんっ!」

「うぉ〜かっこいいっ!」

「チョー似合ってる!」

あずと奈緒が叫ぶ。

「ありがと…なんか恥ずいんですけど」

「自信もちなよ」

「ありがと、玲菜」

頭をポンと撫でられた。

ドキッ

「!?」

なに私ドキッっとしてるんだろ?

「お互いそれぞれがんばろーぜ!」

赤松がまとめる。

「おいっ!涼風?」

「ごめん…ボーっとしてた。」

「気合いいれろよ!」