今日は文化祭の1日前だ。

衣装の前にみんなが集まる。

今から明日着る衣装争いだ。

「あ〜!初音○クだぁ〜!」

「ほんとだね…。」

「がんばるね…。」

「奈緒はなにするの?」

「私は魔女①。マシだから。」

「じゃあ私は魔女②にしよっかな。

①よりかわいいし。」

「レースが多いからね。」


「終了っ!

人気が多いやつはじゃんけんだからな!

まず女子は…魔女②!」

「げっ!」

「がんばってこいっ!」

「がんば〜」

あぁー、勝ちますように!神様お願い!

『じゃんけんポンっ!』



「うぅー…。」

「ドンマイ〜」

「…似合うんじゃない?」

「似合うとしてもイヤだっ!こんな衣装…」

「いいじゃんっかわい〜じゃんっ、バニーちゃん。」

そう、私はバニーちゃんだ。

ウサミミつけて、

太もも上のきわどいとこまで黒エナメル生地で

そこにミニのスケスケピンクレースのスカートが

ついてる服の下にオーバーニーにガーター。

エロすぎる!

それに私、胸おっきくないから…。

「玲菜、バニーだって?W」

赤松がにやけて来た。

「お前胸ペタだから似合わねーW」

バシッ

「かわいそーなこと言ったげんなよ」

「なんだよー、景…。」

「似合わねーことぐらい自分でわかるだろW」

「ひどーい!わかってるけどW」

『ハハハーッ』

笑いが起こった。