また何か解説してくれるのかい?
期待の眼差しを伊藤に向けると、
意外にも少し恥ずかしそうな顔して再び話し…、いや語り出す。
「だからぁ、まぁ何が言いたいかっつーと、
傷付いたら、自分を客観的に見て褒めてみる。
それでも傷が癒されないなら、ややこしいこと考えねぇで俺に相談しろ、ってこっだよ!
あぁ、それとなぁ!
お前さっき俺が、慰められると癒されるっつったとき、意味わかんねぇ、みたいな顔してたけどなぁ、
人間って単純だから、他人にこーだ、って言われると、そーなんだ、って思っちゃうもんなんだよ!
だから、俺に慰められれば余裕で気ぃ楽になっから安心しろ、バーカ!」
あーもー、なんで俺がこんな真面目な話しなきゃなんねーんだよ、
…とかぶつぶつ言いながら自分の後ろ髪をわしゃわしゃかいてる伊藤に、
ついニヤけてしまう、うち。

