「…で、木崎チャン?
なーんで、こんなとこにいたのかな?」
懐中電灯のライトの部分を顎にあてて
こっちを見てくる。
薄暗いけど、バッチリ目が合ってることがわかる。
……かっこいい。
そーだった、こいつは、伊藤は、変態で意地悪でタラシだけど、顔だけは一級品なんだった!
青白いライトに照らされて化け物みたいなのに、パーツが綺麗なだけあってそれも様になってる。
変態野郎といえどもイケメンであるから憎めない単純すぎる自分がいる。
…だってね、こいつ本当にうちのタイプまんまなの。顔...は。
くっきりとした綺麗な二重のライン。
クイッと伸びた目頭に深めの彫り。
薄くて長い睫毛。
スーッと真っすぐ伸びた鼻筋。
薄いのに真ん中だけぷっくりしてる整った唇。
綺麗に描かれたシャープな顎。
スラリと伸びた長い手足はまさにバスケ部の象徴。
程よく筋肉のついた身体も…申し分ない。
あー、見た目はこんな完璧で、どストライクなのに…性格が、ね?

