じわーっと手汗が掌を広がる。
握ってる制服のスカートが水分を吸収していくのがわかる。
「…で?木崎チャンは何してたん?
もしかして、ここでエッチぃことしてた、とか?
わぁー、やらしいわぁ。
…ん?てことは相手もまだいるの?
もしくは1人で...?て、わぁーそれもっとあかんろ!」
…1人でブツブツ言ったかと思ったら、わざとらしく懐中電灯を振り回し始める。
相手はどこだー?なんてすっかり探偵気取りかい!
...ったく、こいつは!
「...んなわけないでしょ、アホ!
こんなとこでやる趣味ありませんー!
つか、お前の頭には、そんなことしかないんかぁ!」
「んっ?
だって俺、健全な思春期男子だし?」
そのぶりっ子のマネとりあえずやめろぉ!
「…あんたねぇ。」
口に笑みを浮かべて目に凄みを加えて、これ以上ないくらいに睨んでみると
「…うっわぁーこえぇ!」
木崎チャンせっかく綺麗な顔してんのに、なん て言ってから首をかしげる。

