足場の悪い砂場に何度かよろけながらも 先生の方へ泥団子を抱えて走る。 あと数歩で先生のところに到着する。 その時…… ……ドンッ 鈍い音とともに、 何かにぶつかったうちは、そのままバランスを崩して倒れる。 「…夕花チャン!大丈夫?」 少し悲鳴に似た叫び声をあげて、うちのところに駆け付ける先生。 「…っ、痛っ。」 起き上がると腕に痛みを感じ見てみると、 肘から血が滲み出ていた。 「あらっ、早く水洗いしなきゃ!」 それを見た先生は、今度は冷静にそう言った。