私は隣にいる陸斗くんを眺めるとどきどきと脈を打ってしまった
な、なにどきどきしてんの
私って面食いだっけ?
「日和ちゃん?」
陸斗くんが私の様子に気がつく
私を見つめる陸斗くんの顔が赤くなって行く
そんな姿もかっこ良くて私はどきどきと脈を打つ
「私サーブしていい?」
私は陸斗くんの顔から目線をそらしピンポン球を持つ
「///う、うんいいよ一発ぶちこんじゃれ」
「それどこの方言?」
私は笑いながらサーブを打つとスカッとあたりネットに当たりながら向こうに入って行った
光希と仁はよろけながらその球をとると陸斗くんにナイスなポジションに渡してしまいスマッシュを打ち込まれた
私たちの先制点だった
私はジャンプをして喜んだ
陸斗くんにハイタッチをして喜んだ
「よーしこのまま勝っちゃいますか?」

