不安と悔しさで心底気分が悪い! 携帯で遥香に電話しようと思ったけど、八つ当たりとか泣いちゃいそうだし我慢した。 「‥ほんと、なんなの~」 一人で愚痴を言いながら、お風呂を済ませてベッドに向う。 ―ピンポーン! 「今、何時だと思ってるの‥」 ―ピンポーン! 「うるさいなあ、もう」 私はインターホンを無視し目を閉じて眠りについた。