中に入ると、決まっての「いらっしゃいませ」という言葉。 「予約を入れていた小谷と言うものですが‥」 「小谷様ですね、8名様でよろしかったでしょうか?」 事前に配られていたものだろうか。資料に目線を落として確認していた。 「はい。」 「ではこちらへどうぞ。」 俺たちは接客係の後ろを続いて歩いていき、席に着いた。 「お冷やお持ちして参ります。」 一連の動作を済ませ、カウンターに戻っていった。