「ん………ちょ…っ!!」

思わず漏れる甘い吐息。

そのまま賢也の名前を呼べば、

「……ダメ。止まってやらない」

熱に浮されたような瞳が、私の心を掴む。

………止めようとした訳じゃないのになぁ。