………それから、しばらく。 「ん…っ、はぁ……」 やっと賢也の唇が離れた。 いつの間にか閉じていたまぶた。 眠たいような快感を押しのけて、そっ……と目を開ければ。 「……反則だろ」 愛しい人の、笑顔が見えた。