私が頭を抱えて唸ったその時、 「っし、半分こできた〜!! ゆき姉どーぞ!!」 蒼也が戻ってきて、私の手に何かを押し付けた。 「……ん?あぁ、コレか」 手の中に収まっているのは、蒼也と撮ったプリクラ。 仏頂面の私が頑張って笑ってて、 ……ちょっと面白い。