「…………はぁ」

一人、部屋で溜め息をこぼす。

電気も付けずに飛び込んだ部屋は薄暗い。

まぁ、分厚いカーテンが窓にかかっているからだろうけど。

私は涙を拭いながら、カーテンを開ける。

眩しい光が私の目に差し込んで、まだ昼だと教えてくれた。