アイツと私の恋模様


「どうしたの?!その傷…」

「別に」
素っ気ない態度だけどどこか悲しそうで…

放っておくことなんてできない

「家来て手当てさせて…?」
私は手当てなどは結構得意な方だった
母は医療関係についていて
小学生の頃はよく咲斗の手当てもした