「悪夢だよ・・・コレは、本当に悪夢だよ・・・。」 口にせざるを得なかった。 15年前・・・あのときの自分の銃弾が、戦争を生んだ。 あのときの銃弾が、悪夢を生み、悪魔を生み出し・・・今、自分の前に立ちはだかっている。 ならば・・・それを倒すのは、他でもない悪魔を生み出した自分であるほかない。 マリア・・・・・・君の存在は間違っている。 引導を・・・渡してやる! 俺の手でな!