「まぁ、気づいてはいた・・・
 でもそこまで強くなかったから
 ちがうかな~って・・・」

気づいてたなら・・・

「気づいてたなら教えてよ!!
 もぅ、あたし浮かれててあんまり感覚がなかったんだから」

「そっか~
 まぁいいや
 行ってこいよ
 サボりはまた今度・・・な?」

「うん!いってきま~す」

さて、春香はもう気づいてるよね

「(春香、きこえる?)」

テレパシーで春香に呼びかける

「(お!美夏、おせーよ)」

「(ごめん、ごめん)」

「(まぁいいや
  こいつは魔力が強いぞ
  美夏、今どこにいる?)」

あ。ここは~

2棟の屋上だね・・・

「(2棟の屋上)」

「(ん、なら飛び降りろ)」


・・・・・・。

今何て言ったんだろ?

「(今何て言った?)」

「(だから飛び降りろって言ってんの)」

春香・・・

あなたって人は・・・

あなたって人はぁぁぁぁああああ~~

「(無茶言うな!バカ!)」

「(あたしに向かってバカというとは)」

だってホントの事じゃないですか!!