「一生入院していたい…」


「あ…あやせ…?」


「何?イチカ。」


イチカとは、小学生からの親友。


「今まで入院なんて嫌ってたあやせが!?どうしたの!?」


「恋したぁ〜!」


「あやせがぁ!?」


何もそんなに驚かなくても。


「802号室の片倉雄希18歳…」


「良かったじゃん」


「うんっ!!」


「あ。学校遅刻した。でも行かなきゃ。」


「朝は来なくていいのに」


「たまにはいいじゃん」


「ありがとう」


イチカとバイバイした。


さぁ!!片倉さんのとこ行こう!


病室のドアを開けると…


「乗松さん。点滴しますよ〜」