体育館へ行くと既にバスケットボールのドリブル練習が始まっていた。





バレねぇように…そおっと…









「お!!一生来たな!遅いぞ!!」






ギクッ…バレた…。






「はい…すみません…。」





「まぁいいって!早く着替えてこいよ!」





「はい。」








今俺に話しかけてきたのは俺が入ってるバスケ部の部長、夜空光(よぞらひかる)先輩。





先輩のことは尊敬してるし、親友のような関係だ。







…見つかったのが光先輩で良かった…。









俺は素早く着替えて、練習に加わった。