授業が終わった後、私は和水君(?)の所へ行った。





すると私に気づいたのか笑顔で話しかけてくれた。








「あ!七星さんですよね。さっきは考え事でもしてたんですか?」






ギクッ…図星だよ…。






「ま、まぁ……。え…えっと…先程は代わりに答えてくれてありがとうございました!!!」




「ふふふ、そんなに固くなること無いですよう♪僕は和水優(なごみゆう)って言います!七星さんと喋ってみたかったんです♪」




「あ…ありがとうございます!」







……私と喋ってみたかった…





なんて初めて言われた…





嬉しいなぁ…









そ、そういえば…






和水優…








「し、失礼かもですが…男の子ですよ…ね?」







だって…髪がスゴく長くて、声もあんまり低くないし、名前も"優"だしどっちもいけるよね…。