それから、パフェも食べてお腹がいっぱいになってから、持っていく物を準備するために部屋に戻った。
それから、メイクをしてるときに
瑠夏たちがやってきた。
「もう準備終わりましたか?」
今井さんがお母さんに聞いたら
いや、まだ娘がメイク中で…。
とか、お母さんが言った。
お母さんは、起きるのが早かったみたいで、あたしが起きた頃にはメイクが終わってた。
今井さんは、お母さんと話してて
瑠夏はつまらなかったのか
あたしの隣に座ってきた。
そこまでは、良いんだけど
めちゃくちゃガン見されてる…。
しかも、無言だし…。
「…何?」
ただ、ガン見されてるのもイヤだったから話しかけた。
それなのに、「いや、そうやって化けるんだなぁって、思って…」って、失礼なコトを言われた。
「ていうか、アンタだってメイクしてもらうんでしょ!?」
「でも、そんなに厚化粧じゃないし」
いや、あたしも厚化粧してないし
ナチュラルメイクだし!
ちょっと、目が濃いかもしんないけど…。
今日は、全体的にナチュラルメイクですから!
服も動きやすいようにラフだから!
「水着は?」
「…はっ?」
あたしが、普通に考え事をしてると
いきなり、水着は?って聞かれて
あまりにも話が飛んだから
ビックリして瑠夏を見ると
平然と今日海に行くから…
って、言われて持っていくよ
と、返事した。

