『証』 

前を向きなよ
振り返ってちゃ
うまく歩けない
遠ざかる君に手を
振るのがやっとで

声に出したら
ひきとめそうさ
心で呟く
僕は僕の夢へと
君は君の夢を

当たり前のぬくもり
無くして初めて気づく
寂しさかみしめて
歩み出す勇気抱いて

あふれ出す涙が君を
さえぎる前に
せめて笑顔で
またいつか

傷つけあっては
何度も許しあえたこと
かわりなき僕らの
証になるだろう